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(福本清三祭り)

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「ラストサムライ」でトムを食った福本清三に関する逸話(?)を羅列してみた。

①清三氏は以前、関西が誇る名番組「探偵ナイトスクープ」に出ていた。

依頼の内容が・・・
「時代劇に出てくる用心棒の役で悪人に『先生、お願いします!』
と言われて颯爽と出たものの、あっという間に斬られて死ぬ。 
それも10回や100回ではない。
あの斬られてばっかりの役者さんをどうか
『徹子の部屋』に出して欲しい」
・・・というものだった。
桂小枝が京都・太秦に行き、依頼文どおり
のことを言って尋ねまわったら、
誰に聞いても、『あ、それ、福本さんやん!』
・・・という答えが返ってきてすぐ見つかった。(略)

最後は「徹子の部屋」のセットで小枝が黒柳の格好をし、
清三氏は浪人役の格好で、単なるオフザケで終わると思いきや・・・
本物の黒柳徹子が出てきてその場で事情を話したら、
なんと、実際に出演が決まってしまったというオチだった!

②過去、2万回斬られたという清三氏、
こういうポリシーをお持ちであられる。

「斬られ役の私らが一番大切なことは、決して斬られに行かないこと。
あくまで斬りに行かんと、いいかげんな立ち回りになってしまうんです。
斬りに行って、斬られるわけやから、
その性根が大事なんですわ。
そうしないと、斬る側が目立ってきませんから。
私らは『いかに主役をかっこよく見せるか』が仕事ですから、
私らが手を抜くと、それだけ主役の殺陣が
目立たなくなってしまうわけです。」

それにしても、清三氏、もう少し台詞回しが上手ければ、
中堅の悪役ぐらいにはなってたはず・・・。
けれど、斬られ役専門でも全然手を抜いてなかった。
最近の安っぽいビデオ撮り時代劇でも、
一人だけ力んで、昔風のエビ反りしながら切られてた。

そして!やっと手にした大役が
「サイレントサムライ」だなんて・・
カッコイイ!

③スカパーのムービーチャンネルで
ラストサムライの記者会見を1時間番組で放送している。

その中で菅田俊さんのインタビューで、福本さんの事を語っていた。
「福本さんについて印象に残っている事は、
出演者それぞれに、ネーム入りのディレクターズチェアが用意されて
もちろん福本さん専用の物もあるんですが、
撮影期間の8ヶ月の間、1度も福本さんそれに座った事が無くて、
一人で丘の上に立って撮影を見ておられるんですけれど
それがホントに孤高の戦士のようで、まさしく別の意味で
福本さんは本当の日本のラストサムライだと僕は思いました」

・・・ちなみに、日本での最後の仕事(東映での)は、
テレ朝の『新・京都迷宮案内』での河原のホームレス役って!
最高!!!!!!

※ここまで書いて何だけど、福本さん、昔は相当怖い人だったらしい。

そういえば、「ラストサムライ」アメリカ版は、10分短いらしい。
どこがカットされてるんだろう?


最近、ちょっと右過ぎるかな・・・
でも、日本はすげえっつーことで
スティービー・ワンダーやSONYも慕う伝統工芸

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