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2004年7月

太刀魚の刺身

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太刀魚の刺身。

神戸の魚菜割烹で頂いた釣りたての太刀魚は
身がピーンと張っている。
仄かな甘みと、舌の上でネットリと感じる微かなうま味。
白身特有の、控えめで上品な味わいが魅力。

白身を頂くときは、受身の舌勢ではその美味しさを十二分に感じる事が出来ない。

味わう力を舌に集中させる。
そうすると、様々な味が舌の上で踊る。
・・だから、食いつけるとヤメラレナイ。


キリッと冷えた日本酒で口を洗いながら
舌鼓を打つ事の幸せ・・・・・


魚は必ずしも釣りたてが旨いのではない。

最近は、マグロを1~2週間熟成させて出す鮨屋があったりする。

寝かせて旨い魚はあるが、鰹は別。
釣ってすぐ口に入れても遅いくらいアタリが早い。

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天球院→金戒光明寺→信州料理店

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1年ぶりに会う親友と、京都の非公開寺院を回ることに。

京都駅で待ち合わせし、駅ビルに出来た店で、
内モンゴルの天然かんすいを使った拉麺を頂く。

そのあと、バスで妙心寺へ。

広大な敷地を誇る妙心寺には、44の塔頭がある。
昔は、倍近くあったそうだが、どの塔頭も個性的佇まいを見せており、
戦国武将と所縁の深い寺が多い。

迷路のように入り組んだ道もあり、
その一角で「壬生義士伝」が撮影された。
(佐藤浩市&中谷美紀の逢瀬のシーン)

今日行ったのは、普段は非公開の「天球院」。
鼻づまり声の学生がガイドをしてくれた。

狩野派の甘美な虎の襖絵や、
伏見桃山城で壮絶な最期を遂げた鳥居元忠ら、
大勢の武士達のがついた血天井が壮観。

新撰組の親分・会津藩主の松平容保が滞在していた金戒光明寺では、
江戸時代の世界地図や、京都洛中地図・鎧・具足、
富岡鉄斎の大迫力な水墨画に接する。

勿論、容保公の遺墨もしっかりと目に焼き付けた。

ガイドを務めていたご夫人が非常に饒舌で、
60は軽~くオーバーしているのに
岸恵子ばりの魅力を炸裂させていた。

帰りは、狩猟獣(ジビエ)料理を食べようと某・店へ。

熊本の焼酎・大石をお湯割で飲みつつ、
雉鍋、蜂の子、鹿刺し、馬刺し、鴨のスモークを。

田舎料理は、塩辛いが、酒が進む。

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日本人ボクサー全敗!!

仕事から帰ってテレビをつけたら、戸髙秀樹vsフリオ・サラテ戦をやっていた。



ビデオ録りをすっかり忘れていた自分の阿呆さに凹む・・・

途中から観たので偉そうなことは言えないが、

戸高は、サラテのフットワークを使ったボクシングに完全に強打を封じられていた。



しかも、パンチをかわされまくり。

結構老獪なボクシングをみせたサラテは・・・・・

というか、つまんない試合だったなぁ。

打ち合いらしい打ち合いもなく、正直、シケた。

もう、戸髙はノビシロが無いな~。



それと、ちょっと大人しくなったように感じた。

怖いもの知らずでヤンチャだった戸髙の顔に、覇気が感じられない。



大好きな西岡利晃は、チャンプのウィラポン・ナコンルアンプロモーション

にどうしても勝てないし、仲里繁もオスカー・ラリオスに完敗。



さあ!つぎは、辰吉・・・ ダメか(^^;

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越前・敦賀行脚

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職場の後輩と2人で、滋賀・木ノ本→福井・敦賀へゆく。

後輩は、奈良出身なので(伊勢湾と太平洋しか見たことがない)
日本海に憧れがあるらしく、「荒れ狂う日本海の飛沫を見たい」
と、ろまんちっくな事をホザくのであった。

京都駅で待ち合わせし、まずは、木ノ本へ。
以前、滋賀というと、はっきり言って地味なイメージしかなかったのだが、
琵琶湖の珍味や湖畔周辺の古戦場など、見所が満載なのにビックリ。
小高い山がポコッ、ポコッと長閑な平野に佇む風景は、
日本古来の美を髣髴とさせる。
(※意外と美人の産地だったりする)

木ノ本では、幕末の巨魁・岩倉具視が明治天皇と共に
行幸したという宿場街を見に行く。
古い薬屋や、歴史深い寺などがシッカリ残されており、
弥が上にも旅情をそそる。

軽く食事を済ませた後、敦賀へ。
敦賀は2度目。
この駅で、高倉健の大傑作「夜叉」のロケが行われた。
駅前の荒涼たる風景と雪国特有の曇天が
なんとも侘しくて良い感じだ。
堂々と鎮座する武田耕雲斎の銅像が勇ましい。

後輩の願いを達成すべく、早速タクシーで気比の松原へ。

ここは日本三大松原のひとつで、美しい海岸線と、
荒々しい波が轟々と音を立てる様が胸を打つ。
後輩が、初めての日本海を見て感慨深げだった。
信長や水戸天狗党たちも、この風景を見たのだろうか。
(勝海舟の歌碑があった)

帰りに「日本海さかな街」という大きなアミューズメント市場へ行く。

越前ガニを食べたかったが、イッパイ○万円・・・(写真)
最近、色々散財した為、渋々断念することに。

以前、福井・三国で食べた、海の果汁がほとばしる
肉厚のカニの旨さを思い出し、口の中に唾が湧く。

ここはガマン・・と言い聞かせ、場内の食事処で海鮮丼を攻める。
「来年の冬は、カニ食いにリベンジしに来るぞ」と、心に誓うのであった。

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菅田俊 【虎の咆哮】

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鬼才・三池崇史の「新・仁義の墓場」を観た。

その中で気になった役者・菅田俊。
最近、「ラストサムライ」でも存在感を魅せつけていた。
身長187㌢の巨漢と、虎が吼えるような、重低音の野太い声がステキすぎる。

特に、山下真司(白ジャージ姿がイイ!)とのタイマンシーンは超絶のカッコよさ。
※間違いなく邦画史に残る名シーン。

このシーンを観ていると、剃り込みパンチに眉無し顔を引っ下げ、
狂気の沙汰で暴れ回る岸谷五朗さえ霞んで見える。

菅田俊の、クソでかい虎が、ゴロゴロと唸るような台詞回しを、
何十回もリピートして観た俺も素敵だと思うw

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極道恐怖大劇場 牛頭 (GOZU)

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(写真は、主演の曽根英樹・・良い役者です)

いや~・・・参った。
何なんだ!?この映画(Vシネ)は!?

つーか、しっかり2度目の観戦なんだが、
久し振りに観ると、
あまりのぶっ飛び様に心が躍る・・・
(結局踊ってるじゃねーか>俺。)

東映が誇る真っ当な悪役・曽根晴美が製作、
息子の英樹が主演、
監督は・・・三池崇史御大。

のっけから、可愛すぎるチワワちゃんを「ヤクザ犬」と呼んで
暴れる哀川翔がアホみたいに面白く、
それを取り巻く強面の極道たちの空気感が芸術的悪ノリを醸している。

この部分だけで腹一杯になってしまうが、
ラストまで奇奇怪怪なテンションが続いてしまうのだから、
三池ワールドは止められぬ。

名古屋を舞台にしたロードムービーさながらのストーリーと雰囲気は、
インディな外国映画よりも百倍怪しく、刺激的だ。

火野正平の、火星人みたいなキャラも凄すぎるし、
加藤雅也もすっかり三池テイストに馴染んでしまっている。
そ、そ、そして・・・・・
曽根晴美!や、やめてくれ!そのキャラ!


加えて、吉野きみ佳から生まれ出でる哀川翔の・・○・・○・・▽・・・
な、な~んというラストじゃぁ!!!!!!

徹底して不真面目な事を真面目にやる事の面白さ。
最高に可笑しくて、恐ろしい映画だ。

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鰹のタタキ

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高知へ遊びに行った際に頂いた鰹のタタキ。

ぷりっぷりの鰹は新鮮そのもの。
きゅう~っと舌に押し寄せる強い味わいが心地よい。

藁でキチっと炙ったのだろう、
特有の燻された香りが鼻腔をふわっと覆う。

「もっとにんにくプリーズ!」
・・と、店員さんに所望しようと思ったが、
にんにくを食すと、体から匂いが噴出するという
雑誌記事を読んだのでやめたw

昼間っから酒を呑むのもなんなので、大人しく鰹を味わった。
さすが高知。本場のタタキは旨い。
やはり名物というのは、その土地の気候と空気を加味して味わうと格別である。

今は全国から何でも「お取り寄せ」する事が可能だから、
好きなときに、好きな場所でご当地名物を食らう事が出来るが、
やはり、“本場”で食べるのが一番である事を実感した。

あまり手の込んでないブイヤベースでも、
マルセイユで食べると死ぬほど旨く感じるし・・。

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プロ野球選手(監督・コーチ)のファッション

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さぁ、この画像を刮目して見よ!(ダメだ…笑いが止まらない)
タモリではないぞ。

キャンプで沖縄入りした中日ドラゴンズ・「落合博満」監督であらせられるぞ。

誰がコーディネートしたのか皆目見当が付かないが
(もしや、あのN婦人か・・?)、
仁侠映画を髣髴とさせるファッションだ。


俺は、プロ野球の監督たるもの、
こういうファッションでなくてはならないと、常々思っている。

Jリーグが台頭してきた頃、サッカー選手たちのファッションセンスに注目が集まった。
たまったもんじゃなかったのがプロ野球選手だ。
ダブルのスーツに、セカンドバッグ、テッカテカのエナメル靴は当たり前。
パンチパーマなんていう輩もいた。

事あるごとにJリーガーと比べられ、失笑を買った。
(俺も小馬鹿にしてたけどw)

最近はどうか知らんが(巨人・工藤のニットは必見!)、
この落合のようなファッションが少なくなってきてるように思う。
…残念な事だ。

野球選手はダサくていいのだ。
男臭~い顔の多い野球選手には、PRA○AやGU○CIなどのブランドは似合わない。

いや、競技上、似合っては駄目なのだ。
新庄(初期のファッションは昔のホストみたい)や、
イチローのような例外(?)はあるが・・・。

野球はメンタルスポーツだ。
「ゴルフ、ベンツ、焼肉、歌謡曲、スチュワーデス。」

サッカーは、クリエイティビティなスポーツだ。
「ファッション、スポーツカー、イタリア料理、クラブ音楽、モデル。」

思いっきりこじつけだけど、“精神”性と、
“創造”性の違いが、そのライフスタイルに反映してるとしか思えない。

ヨーロッパと、アメリカがそれぞれの競技の故郷という側面も無きにしも非ずだが…。


因みに…
江川や桑田が必死で野球馬鹿であることを否定しようとし、
葉巻やワインに関して玄人並みの知識を披露したが、失敗。
しかし、落合は、自然と野球と距離を保って見せた。
さすが、道草を啄ばんだ味のある男。
その一癖ある言動と態度は十分キャラ立ちしている。

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原始的な味

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京都の二条にある某・ビストロ。

満席一歩手前のさんざめきの中、「羊の煮込み」を食べる。
これくらい寒い日には煮込み料理が気分だ。

羊はやっぱ旨い。
これからの季節はエゾ鹿や青首鴨などのジビエが卓上を賑わすが、
香り的には羊が好きだ。

『狩猟民と農耕民の女の血が微妙に
ブレンドされた腋臭に動物(肉)の味を感じる』

と、言った作家がいるが、十分頷ける。

百万年くらい前、人類はずっと肉食だった。
その記憶は簡単には消えない。
その記憶が震えるような肉料理は数えるほどしかない。
ある人は、ラップ人が飼うトナカイのレバー
と言うし、スッポンだと言う人もいる。

原始的な肉の味が神経繊維を刺激し、
えもいわれぬ快感へと導いてくれる。
その味に出会うと、身が捩れ、胸がドキドキする。

俺は、オーストラリア産の安い羊にそれを感じる。
が、スッポンはそれ以上かもしれない。

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懐かしき店

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錦市場近くのフレンチレストラン。

もう何年もこの店で食事してないが、
駆け出しの頃は、良くここで勉強させてもらった。
高級店での食事は、薄給の身にはきつかったけど、
洋服や映画を我慢してまで来る価値はあった。

この店は、当時、パリの3ッ星・ランブロワジーの十八番だった
「赤ピーマンのムス」を供していた。
初めて食べた時の衝撃は今でも忘れられない。
最良の素材への的確な火入れ、
薄めの塩づかい、
瀟洒なサロン・・・。
一流のカトラリも手にずっしりとくる。

今は欲望が分散してしまってレストラン通いは極端に減ったが、
死にかけてる仕事へのモチベーションを呼び覚ますには、
陶酔感に浸れるような味に再び出会うのが鍵かも。

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祝!

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↑もぅ・・長嶋さんって、どこまで正直なんだ(笑)
普通の人なら、許されないぞ。



本日、不世出の天才柔道家・田村亮子と、
谷佳知(オリックス・ブルーウェーブの看板選手)が入籍した。
おめでとう。
※ブルーウェーブ、阪急時代は名門だったが…
今、嘗ての面影はない。


この二人、どこまで本気で愛し合ってるのだろう・・・
と、いう事を邪推してる人が多いと思う。


あのプールサイドでのバースデイデートの映像は、
「映像の21世紀」なる番組があれば、
当時のヒット曲と共に必ず流されるであろう迷場面だ。

谷選手といえば、香川・尽誠学園時代に
甲子園で放った2打席連続本塁打が鮮烈だった。
今は、天性の柔らかいリストを生かした
バット・コントロールが素晴らしい巧打者。
夫婦揃って、アテネで金メダルを獲得して欲しい。

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ビリケン

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この前、京都の六原を散歩中に発見。

その名もビリケンさん。

ビリケンさんの足裏を擦りながらお祈りすると、
願いを叶えてくれるらしい。

ビリケンさんといえば・・・
大阪が世界に誇る超ディープな街
・新世界に聳える通天閣の展望台にある像が有名。


敬愛する映画監督・坂本順治の
「ビリケン」(勿論、全編大阪ロケ)にも堂々出演している。

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榊原温泉にて

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疲れきった体を癒しに、後輩と共に温泉へ行く。

京都・木津で待ち合わせし、
後輩の荒ぶる運転で一路、三重へ。

忍者と伊賀牛で有名な伊賀上野を抜け、
(ここにある上野城で、黒澤明の傑作『影武者』のロケが行われた。
壮麗な石垣は必見。
すぐ傍にあるU高校は、平井堅と椎名桔平の出身高校)

良質な野菜の産地・阿山を通り、正味2時間のドライブ。

自家源泉を引いているという温泉は
素晴らしい泉質であった。

最近は、日本のあちこちに温泉施設ができ、
循環湯は当たり前、 冷泉を沸かしただけの
胡散臭げなところが多いが、
ここはロケーションからして人工温泉&循環湯と思いきや、・・・・・
そうでなかったのだ!←ちょっと興奮。

内湯(70年代の宝塚温泉を髣髴とさせるデカダンスな造り)
でシッポリ和んだあと、露天風呂へ。

柔らかいお湯に包まれ、川からさ~っと
吹いてくる風に身を委ねながら、夢見心地で半笑い。

ちょっとサプライズだったのは
父親に連れられて入ってきた女の子。
デビュー当時の宮沢りえを髣髴とさせる
美少女ぶりに目を見張った。

ダメじゃないか、父親!
いくら子供だからって、こんな美少女を風呂に入れちゃイカンぞ。
変なやつがいたらどうすんだ?
(↑マジで心配した)

たっぷりお湯を満喫した後、休憩室で休み、しばしまどろむ。

帰りに、無性に伊勢うどんを食べたくなり、
松阪方面まで車を飛ばす。
以前、伊勢出身の子と付き合ってたことを
思い出し、ちょっと感慨深くなる。

鬱々とセンチメンタルな気分になりつつ、うどん屋を探すも、見つからず・・。

時間が無いので、引き返す事に。

そういえば、街のいたるところに『中日』という文字があった。
そうか、ここは東海地区!
ドラゴンズのお膝元ではないか!

関西の虎キチたちに塗れて生活してる俺には、
この味噌臭い田舎が聖地なのだ。

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天然アジ

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四国の宇和海から送られてきた天然の鯵を料理。

潮の流れが滞留しない綺麗な海域で育った鯵は格別の旨さ。

鯵(魚)嫌いも好きになる事、確実。
結構、良い魚を食べてきた人にも絶賛される。
彼女も、俺の実家から送られてくる魚に魅了され、魚観が一変した。

まずは、10匹ほど刺身にして食べる。
ねっとりと甘い身から、特有の香りが漂ってくる。

残りはフライにしてみた。(写真)
揚げると、また違った美味しさが出てくる。
揚げる必然性がある魚というのは稀有だ。

最近、ごん鯵、関鯵、岬鯵などのブランド鯵が出てきたが、
百貨店に行くと、どれも法外な値段がする。
特に、関鯵と岬鯵は“ほぼ同じ海域”で獲れるのに、
関鯵のほうがずっと高い。

如何なものか。

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茅葺の里

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親友と、京都北部の美山へドライブ。

京の奥座敷・鞍馬から、花背、芹生といった御伽噺に出てきそうな
風雅な里を抜け、鯖街道をガンガン飛ばす。

途中、京北町の道の駅で休憩。
地元特産品や、木工製品がズラリと棚に。
道の駅って、全国、似たり寄ったりの品揃え・・・
購買意欲が起きない。

京都市内から約2時間、ようやく美山に着く。

ぴっちぴちの鮎が獲れる清流・由良川も美しいが、
緑眩しい茅葺屋根の家がズラリと並ぶ様は壮観。
個人的には世界遺産の白川郷よりも好き。

近くの店で鮎の塩焼きを頂いたあと、
茅葺民家で蕎麦をたぐる。
小振りの鮎の香りは素晴らしく、
香魚の名に恥じない美味しさ。

蕎麦はこの時期だから香りは殆ど無いが、
体がさっぱり清くなるような感じがする。

食後、界隈を散策。
日本の原風景に心が癒されるような思いだ。

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梵灯

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仕事を片付けたあと、
彼女と妙心寺塔頭・東林院の庭園へ行く。

今春にも訪れ、その美しさと静寂に包まれた雰囲気に魅了された。

庭園には、住職手作りという瓦の梵灯や、
古瓦の上に300本もの蝋燭が灯る。

その揺らめく光が白砂や苔の庭を
仄かに照らし出す様は幽玄の世界そのものだ。

この寺は宿坊にもなっており、
一泊二食6000円位で泊れる。

この値段で宿坊プレイが体験できるのだから嬉しい。
「みうらじゅん」や「いとうせいこう」だったら
どういうレポをしてくれるだろう・・・!?

柊屋や俵屋のようなセレブなお宿も結構だが、
ストイシズム満載の宿坊もいいものだ。

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阿弥陀堂だより

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黒澤組で活躍した小泉尭史監督の「阿弥陀堂だより」を鑑賞。

最近、益々円熟味を増した寺尾聰(父・小野重吉に似てきた!)が、
相変わらず“そよ風のような”演技を見せている。
まだまだ先だが、こういう親父になりたい。

昔は、内田裕也とか、勝新みたいな
危険極まりない親父に憧れたもんだが・・。

それにしても、樋口可南子が変らぬ美しさ。
上手に歳を重ねている「典型」だと思う。

でも、この二人を完全に凌駕しているのは
北林谷栄さんだ。
御歳90!!

演技だか地だか解らないほどの名演ぶりに
笑いさえこみ上げてくる。

この映画はまさにヒーリングそのものだ。
環境ビデオと言っても過言ではない。

長野・飯山で撮影された日本の原風景は
圧倒的美しさで見る者の郷愁をそそるし、
北林さん演ずるお婆ちゃんの
「阿弥陀堂だより」が全身をほっこりと癒してくれる。

必見。

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焼き松茸

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丹波に住む友人から送ってもらった最高級の松茸。
京都で買ったら、軽~く●万円はするだろう。
箱を開けたときの香りの素晴らしいこと!
フレッシュのトリュフとはまた違った“魅惑的”な香りがする。
(トリュフは[匂い]という方が合ってる)

早速、この時のために買ってきた七輪で松茸を焼く。
プツプツと松茸のジュ(汁)が出てくる。
生唾をゴクリっと飲み込む事、数秒・・。

彼女と2人、焼き上がった松茸をハフハフ言いながら食べる。
旨い。その馥郁たる香りと、豊潤な味わいに、しばし陶然となる。
この後、松茸ご飯と、松茸の吸い物を。
こちらも陶然となる旨さ。


希少性ということを差し引いても、やはり松茸は旨い。

近い内に、某・料亭へ松茸と鱧のしゃぶしゃぶを食べに行く。
また、あの素晴らしいマリアージュに卒倒するのだろうか。

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鴨+オレンジ=ベタ

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仕事帰り、後輩と某・スペイン料理店に行く。

シェリー酒で喉を潤しつつ、イワシのオイル漬けとか、
アホ(にんにく)のスープで腹を落ち着けた後、
鴨胸肉のオレンジソースを頂く。

この料理、余りにも古典すぎて、
今やどの料理店でもお目にかかれない代物。
だから、異常に懐かしくなってオーダーしてしまった。

大して質の良くない固めの鴨が「結構」旨い。

上品で、柔らかく、高貴な肉汁が溢れ出す鴨よりも、
土俗的なスペイン料理にはこの肉質で十分。

ここにシュワワ~っと清涼感のあるオレンジソースが合う。
野性味と甘みのある鴨を、柑橘類特有の爽やかさが引き立てる。

フレンチだったら今更な組み合わせだけど、
スペイン料理だったらずっとずっと未来永劫、OKな一品である。

但し・・・・・
あくまでもバルの話ね。

ああ・・・「エル・ブジ」行きたい!

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昌三、こんなん~~

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ずん、ずん、ズンドコ♪ パパパ
ずん、ずん、ズンドコ♪ パパパ

町のみんなが振り返る~♪
・・・ってことで、小林 旭。

ダウンタウンDXでは、バラエティの空気に全く乗れず・・・
いや、乗らずに周りを引かせ、大スターの風格を漂わせる始末。
いやぁ~プライド高いわ。嘗ての青田昇みたい。

昔は大スターだったらしい。
日活の、ウサン臭げな無国籍映画で活躍してたらしいが、
俺らの世代は、鶴太郎の物真似が脳裏にこびり付いている。

うちの親父が旭の大ファンで、レコードをかけまくってた。

特に印象深いのが「ズンドコ節」。
今聴いてもインパクト大。(前、スカパラとコラボしてたな)


旭といえば、「仁義なき戦い・広島死闘編」
のかっこよさにビリビリとシビレる。

この作品は他シリーズと異なり、ほとんど暴力シーンがない。

ひたすら「ヤクザ外交」の壮絶なネゴシエーションと裏切りと
内通とブラフだけが描かれる。

さながら濃密な舞台を観ているようだ。

熱くて濃ゆい役者たちの鬩ぎ合いに魅了されっぱなし。

ハリウッド香港組のチョウ・ユンファや、ジョン・ウーが、
旭をリスペクトしてるのは周知の事実だが、
日本でもそのうち旭リバイバルが間違いなく来るだろう。
・・・いや、来て欲しい。

あ、川谷拓三と、中村錦之助(獅堂の叔父)、
室田日出男のリバイバルもよろしく。

日本にゃタランティーノ(嫌いだけど)みたいなヤツはおらんのか?
再生出来るような監督は。
山城新伍とか、江波杏子とか、もっと使ったれよ。

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