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原始的な味

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京都の二条にある某・ビストロ。

満席一歩手前のさんざめきの中、「羊の煮込み」を食べる。
これくらい寒い日には煮込み料理が気分だ。

羊はやっぱ旨い。
これからの季節はエゾ鹿や青首鴨などのジビエが卓上を賑わすが、
香り的には羊が好きだ。

『狩猟民と農耕民の女の血が微妙に
ブレンドされた腋臭に動物(肉)の味を感じる』

と、言った作家がいるが、十分頷ける。

百万年くらい前、人類はずっと肉食だった。
その記憶は簡単には消えない。
その記憶が震えるような肉料理は数えるほどしかない。
ある人は、ラップ人が飼うトナカイのレバー
と言うし、スッポンだと言う人もいる。

原始的な肉の味が神経繊維を刺激し、
えもいわれぬ快感へと導いてくれる。
その味に出会うと、身が捩れ、胸がドキドキする。

俺は、オーストラリア産の安い羊にそれを感じる。
が、スッポンはそれ以上かもしれない。

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