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青沼 静馬はフレディより怖い。

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もぉお~~!こんな怖い映画作るなよ。
市川 崑!!

真夜中についつい観てしまい、後悔した。

小さい時、「犬神家の一族」を観てトラウマになった。
30代の人は、この映画の怖さに打ちのめされた事あるでしょ??

旅行先で、池や湖を見ると、あのニョキっと突き出した二本足を思い出し・・・
ギャー!!!!!!

枚方パークの菊人形展に行くと(行った事無いけど)
地井さんの生首思い出し・・・ギャー!!!

低く、呻くような声で、「俺は青沼静馬だ。」
・・・から始まる恨み節!
ここで、全身がぞーーーっとし、冷や水を浴びたようになる。

ホラー映画じゃないのに、なんなんだ、この強烈な怖さは!

怨念・因習・秘密・衆道・猥雑が詰まった幕の内弁当映画。

しかし、怖いだけじゃない。
ドラマティカルな部分もしっかりあり、
上質のサスペンスとしても十分観賞に堪える。
そして、ミステリーには不可欠ともいえる「説明」を削ぎ落とし、
細かなカット割り、分割する画面、ストップモーションの多用、
息を呑むような照明の美しさ・・・
モダニスト・市川 崑の美学が炸裂する。



ラスト、猿造の「あの人(金田一)のこと、忘れられない。」
と、いうところ、死ぬほど笑った。
スーパー棒読みに、緊張感がぷっつり切れたじゃないか!

「女王蜂」での、仲代 達矢の学ラン姿もぶっ飛んだが、
崑チャン、こういうポカ多くない?

このロケ地、訪ねてみたい。

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