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【解夏】~松村達雄は素晴らしい

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何て書けばいいのだろう・・・
俺は「大沢たかお」が好きだし、「さだまさし」が“嫌いではない”。
※「さだまさし」は、ダサいというイメージがあるが、
見方(聴き方)によっては、結構使える。

●富司純子の、なよやかな魅力
●「解夏」という美しい響き
●美しい港町・長崎でのロケーション
●監督は、嘗てピンク映画で男女の情愛を濃く描いた磯村一路。

これだけ好材料が揃うのだから、なるべく好意的に観ようと努めた。
・・・が、決して優れた映画ではなかった。
この作品が30年前に撮られていたら、名作になっていたかもしれない。

唯一の救いは・・・大沢たかおの“芸風”が活きていた事。
これが無かったら、この作品の魅力は半減していたに違いない。

名優・松村達雄、柄本明以外の役者達のヘタさ加減には参った。
石田ゆり子は熱演していたし、十分綺麗だったが、
どうしてもドラマ演技の安っぽさが出てしまっている。
役者全員にいえることだが、長崎の方言が取ってつけたようだった。
(特に、田辺誠一~!)
本当に方言指導が6人もいたのだろうか!?


長崎の街を、もっと下から舐めるように撮って欲しかったが、
蒼い海と異国情緒溢れる街並、
緑滴る寺町の風景を巧みに撮っており、
物語の美しさに沿った映像として、十分成功していたように思う。

【ものがたり】
東京で小学校の教師をしている隆之(大沢たかお)は、
友人である医者(古田新太)からベーチェット病だと告げられる。
ベーチェット病とは、徐々に視力を失っていくという難病。
教師を辞め、故郷・長崎の母のもとに身を寄せた隆之。
失明する前に、長崎の風景を目に焼き付けようとする。
恋人・陽子(石田ゆり子)が隆之を追って長崎へやって来る。
失明する恐怖と戦いつつ、陽子と思い出作りをする隆之。
しかし、いつか陽子の負担になってしまうと思い、別れを告げる・・・。

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