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竹中直人と荻野目慶子@団栗橋

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現役最長老映画監督・新藤兼人の力作「三文役者」。
主人公は、ご存知、殿山泰司。
人間が、もっとも人間らしく生きることの出来た時代に、
スクリーンの端っこで怪演を魅せた人。

その殿山泰司を、力一杯演じた竹中直人と、
愛人役の荻野目慶子@魔性の女が映画の中で抱き合った橋。
その名も「団栗橋(どんぐりばし)」。
※この橋のシーンは、日本映画屈指のピースなシーンだと思う。

ここから見る四条大橋は、なかなか風流である。
女と接吻した際に、前歯の裏側を舐めたときのようなトキメキを感じる。
この橋を東へ行くと、お茶屋が並ぶ宮川町。
西へ行くと、龍馬が贔屓にしていた料亭や京料理屋が並ぶ木屋町。


何故か、脇役や小品を撮る映画監督は、センスの良い趣味人が多い。
ファッションや食べ物や女の趣味が良いというのもあるのだが、
「生き方」のセンスが最高に良いのだ。
本業ではサッパリだが、ジャズや文学に偏執的愛情を注ぎ、
数々の味わい深い文章を残した殿山泰司も例外ではない。

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