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もっとしなやかに もっとしたたかに

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藤田敏八の「もっとしなやかに もっとしたたかに」を観た。
素晴らしい映画だった。

藤田敏八は、どちらかといえば役者のほうが良いと思っていたのだが、
映画監督としても頭抜けたものを持っている。
特に、ラブシーンの演出力に長けており、
「突起物」を重ねあうシーンには心が掻き乱された。

ラストシーン・・・フランス映画の影響を色濃く受けていたが、

ありがちな“上塗り感”は一切無かった。

そこに、藤田敏八の凄さを感じる。



あまりにも薄っぺらい最近の邦画に魅力を感じられぬ今・・・

自問自答してみた。

「リアルタイムで観ていたら、こんなにいい映画に感じられただろうか?」と。

“古ければいい”という観念には縋りたくないからだ。



でも、いいものはいい!

最高に面白い映画だった。

サンクス!>天国の藤田敏八



以前、ある映画俳優が「パトリス・ルコントは、役者を愛してる」

と、言っていたが、藤田敏八もそうなのだろう。

役者達の演技から「嘘」が見えなかった。





この作品、とにかく出演者が豪華。



【森下愛子】・・・人間、年はとりたくないものである。

しっとりと光る眩い裸体を観て、そう思った。とんでもなく美しい・・・。



【奥田瑛二】・・・彼の「最後」の名演は、「ありふれた愛に関する調査」の自慰シーン。



【蟹江敬三】・・・あまりの男前っぷりに愕然となった。

この人を見るだけでも、良質な時間を過ごせる。





【加藤嘉】・・・この人、昔っからお爺さんなんだな・・・大滝秀治と一緒で(笑)

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