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旧・橋本遊廓 【昔の写真より】

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京都に住んでいたとき、たま~に京阪(おけいはん)を利用していた。
橋本駅を通過するときに見かける、いつも気になっていた古い建物たち・・・
そう、遊廓跡である。

京都にも東京の向島にも無い、独特の雰囲気。

橋本といえば・・・
見廻組の青柳牧太夫が、鳥羽伏見の戦いで戦死した土地である。(記憶違いかも)

昔の写真を整理していたら、橋本遊廓址の写真がワンサカ出てきた。。
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京街道が貫く大動脈であり、三十石船などでも賑わった、嘗ての橋本。
名刹・岩清水八幡宮の門前町として栄え、
遊廓がズラリと立ち並んだ様は、さぞかし圧巻だっただろう。

数年前、建築家の友人から貰った例のバイブルで予習したあと、
この世界を、ゆっくり見て回った。

さすがに今は、目を凝らしつつも風のように通り過ぎるが、
(営業していないけれど、やはり一般住宅なので)
この時は興奮してシャッターを切りまくっていたなぁ・・・。

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独特の建築様式は、一見の価値アリ。
関東は、廃業した赤線の建物が殆ど残ってないそうだが、
関西は、まだ現役で頑張っている建物が、僅かながら存在する。

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橋本の場合は、廃業した建物をそっくりそのまま住宅に転用しているので、
妖しげな雰囲気は全くといっていいほど無いが・・・
家々から発する「匂い」に身悶え、川風に吹かれながら
往時の状景を妄想しつつ歩くと、艶かしい映像が湧き出でてくる。
(ここは、映画ロケ地としても知られている)

若い頃の根岸季依とか南條玲子や・・・
緒形拳ではなくて、大好きな殿山泰司で一本撮ってみたい@妄想。
(彼の著書「三文役者のニッポンひとり旅」お薦めです!
日本全国の遊廓址を巡る旅が独特の文体で記されており、
70年代の遊廓址の状況も勉強になります。)
この時は日が暮れてから行ったので、「つげ義春」の世界観に覆われた。
遊廓址や史跡は、夕暮れ時か、夜に行くと面白い。

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「お客さん、来い(鯉)」の言葉遊びからか、
このような、鯉のデザインが目立っていた。

地方の遊廓も魅力的だが、やっぱり巨大な文化が花開いた
近畿圏の遊廓は、洗練と猥雑さが良い塩梅に同居していて、実に魅力的である。

ただ、遊廓址を語るときは、きちんと歴史を踏まえる事が大事であり、
非人道的悪習の跡を手放しで賛美してはいけないという事と、
公娼制を肯定してはいけないという事を強く明言したい。
※遊廓の保存活動が活発でないのは、そこが原因だろう。

気が向いたら、また書きます・・・
クソ素人なので、稚拙な箇所があります。
何卒お許しくださいませ。
今、これ読んでみたい。

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