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モーターサイクル・ダイアリーズ

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偉大すぎる革命家「チェ・ゲバラ」。←是非、読んでみてください。
(ゲバラは、坂本龍馬のことをリスペクトしていたそうです)
お暇な方はもういっちょ。
これは読みやすくて面白い。

確か、サンダンスで絶賛されたんだっけ、この映画。
久し振りに秀逸なロードムービーを観る事が出来てよかった。

若き日のエルネスト・チェ・ゲバラと親友アルベルト・グラナードが、

滾るような情熱と好奇心を持って、ラテンアメリカ1万㌔を走破するロードムービー。

チェ・ゲバラの著作「モーターサイクル南米旅行日記」と

親友アルベルト・グラナードの著作をMIXして映画化された。



どうりで手堅い佳作だと思ったら、レッドフォードが製作してたのか~、納得。



それにしても、チェ・ゲバラを演じたガエル・ガルシア・ベルナルが素晴らしい!

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もぉ・・・素晴らしすぎて、ベタ惚れしてしまったw

こんな凄い若手俳優、今の日本にいないだろ。

メキシコのサッカー選手を髣髴とさせる、俊敏さとパワーを兼ね備えた

コンパクトな体つきがいい。

そして、グーッと惹き込まれそうになるくらい魅力的な瞳・・・。

親友のアルベルト・グラナード役、ロドリゴ・デ・ラ・セルナも、

小憎たらしくて苛々するくらいリアルな演技を魅せてくれる。



この作品は、ゲバラの偉業を描いたものではない。

所々綺麗に描きすぎている部分はあったが、

映画には一切出てこない、この後のゲバラの活躍と人間性の凄さを匂わせていた。

良く考えると、凄まじい作品だと思う。



過酷な旅の途中で最下層の労働者やハンセン病患者らと出会って

弱者の現実を目の当たりにし、憤りを覚えるゲバラ。

社会の理不尽な体制を変えたいという思いが、

この旅によって大きく育ち、革命家へと駆り立てる要因になったのだろう。



勿論、堅い話ばかりではない。

恋人との甘いロマンスや、旅の途中で出会う女の子たちとの

ユニークなコミュニケーション、パーティー会場での若気の至り・・・

ラスト近く、川を渡るシーンには、涙が溢れて止まらなかった。



大きな事件やハプニングは起きないんだけど、

それが返って真実味を十二分に味わわせてくれた。

「観て良かった」と、心の底から言える映画。

(最後、本物のアルベルト・グラナードが登場する!)



ラスト近く、「この旅をして自分は変わった」とゲバラが言う。

この言葉は、実に重かった。

若くて自由なうちは、旅をしなくちゃね。

旅をしなくても・・・

地元を出て働いたり、知らない土地に住むといい。

本やネットなんかじゃ得られない情報を獲得すれば、

それがきっと大きな大きな財産になると思うから・・・。

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