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美しき水の庭

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5月初旬、平安神宮の神苑(池泉回遊式庭園※国指定名勝)に行った。



兎に角、花の匂いが充満する神苑は、天国のような気持ち良さ。

風薫る5月、そのもの。



豊かに生茂る木々の緑や、煌めく小川のせせらぎも素晴らしかったが、

やっぱり印象的だったのは、蒼龍池にある臥龍橋の石づかい。

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池の中に置かれた円形の沢飛石は、天正(この響き大好き)年間に、

豊臣秀吉によって造営された三条大橋と五条大橋の橋脚が用いられている。

(※一番奥の細長い切石は、五条大橋の橋桁)

作庭した七代目・植冶は、「龍の背に乗って、池に映る空の雲間を舞うかのような

気分を味わって頂きたい」という意図を盛り込んでいるそうだ。

飛ぶ前に目に心地良いリズムで人を誘い、

思わず、ワッ!と、一歩を踏み出したくなる遊び心の妙・・・。

白虎池の沢飛石とあわせて、天才・植冶の技が冴え渡っている。

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急いでいたので、お茶はしなかったけど・・・・・・・
今の季節は池と花を眺めながらゆったりするのが最高だ。


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むせるように馨る花に、蜂たちが群がっていた。
自然をグッと身近に感じる瞬間。

しばらく歩くと、大正の始めに京都御所より御下賜されたという泰平閣が目の前に広がる。
マジで絶景。
リアル山紫水明といった趣。
以前、スカパラの冷牟田さんと、茂木の欣チャンが、ここでインタビューされてたなぁ・・。
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とにかく、東山三十六峰から吹いてくる風が気持ちよかった。
庭は、目で観て、触って感じ(歩いたり、石を触ったり)、
鼻で嗅ぎ(花や水の匂い)、耳で楽しみ(水の音、風の音)・・・
素晴らしい娯楽の一つである。

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