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ひとことでいえばびびんちょ

最近、司馬遼太郎の小説を再読している。

史実に凝る様になってから、時代小説が馬鹿らしくなって

読まなくなっていたのだけれど、たまに読むと面白い。

(もちろん「司馬史観」に惑わされないように!)



司馬さんの小説の魅力は「読みやすさ」と「リズム感」。

そして、映像化出来そうなほど鮮やかな描写に満ちている所。



先日、「大夫殿坂」という短編を読んだ。

司馬遼太郎は、遊廓や花街を描かせると抜群に巧い。

登場する遊女・小磯の「言葉遣い」や「技」などを読むと、

身体が火照りそうなほどの興奮を感じた。

大阪特有の町人気質、新選組の狂気、

遊女の猫のような振る舞いが三位一体となり、

“上方の粋”を感じさせてくれる秀逸な小説であった。

この作品を、是非CGと巧みな脚本で映画化して欲しい。

主役は、堤真一で。(「女殺油地獄」の役よ再び!)

遊女・小磯は、小沢真珠で(笑)。

ちょっと声がネックかなぁ。



この作品の舞台は、大阪の堂島(梅田から歩いて数分)。

img20060611.jpg


昔、堂島川沿いには、百数十藩の蔵屋敷(今で言う諸藩の通産局)

がズラリと並んでおり、さぞかし壮観だったに違いない。

もし運河を埋め立てずに残しておいたら、

ヴェネツィアのような風光明媚な水上都市になっていたと思う。

img20060611_1.jpg


これは、川沿いにある江戸時代から残る松。

img20060611_2.jpg


大阪の歴史って良く調べてみると面白いんだよね・・・。

江戸とか京都には無い、独特の町人文化が実にユニーク。

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