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エースナンバーが似合う男

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私が初めて桑田真澄を観たのは、当時、最強といわれた徳島・池田高校を、
PL学園のKKコンビ(桑田・清原)の両一年生が粉砕した試合だった。
小学生だった私は、あまりのインパクトに御飯が喉を通らなかった。

その後も桑田は、高校生とは思えぬ老獪なピッチングを披露。
アウトコース低めに決まる140㌔台中盤の真っ直ぐと、
大きく縦に割れるカーブで高校球界を席巻した。

桑田は、174cmという小兵ながら運動能力は抜群で、
打撃センスは清原よりも上だった。
投手に専念しながら、甲子園では歴代2位(1位は清原)の本塁打を
放っているし、フィールディングの上手さは特筆すべきものがあった。
(それが後の肘靱帯損傷に繋がるのだが)


私はアンチ巨人なので、プロ入り後の桑田には興味が無くなったのだが、
94年・10・8、ドラゴンズとの優勝決定戦時の熱投と、
97年の復活劇(マウンドに額をつけるパフォーマンス)は、
未だ脳裏に焼きついている。

その桑田が、21年間在籍した巨人を退団するそうだ。
球威は落ちているし、嘗ての球のキレは無い。
しかし、持ち前のコントロールとスタミナは、まだ健在だと思う。
直向な努力・強烈なプロ意識・特有のキャプテンシーは、
まだまだプロに欠かせない人材である。
野球に取り組む姿勢が古臭いと言われているが、
今のプロ野球界は、桑田のようなスポーツマンシップの
塊のような選手を見直すべきじゃないだろうか。
今後の去就に注目したい。

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