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東福寺・音舞台

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先程、TBS系列で、東福寺・音舞台を放送していた。

この「音舞台」は、今まで様々な名刹で行われてきた。
泉涌寺、東寺、清水寺、鹿苑寺、比叡山延暦寺など・・・

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初期のストーリーテラーが、柴俊夫や森山周一郎、
佐久間良子だったなんて・・・何てカッコイイんだろう!
知性を持つ俳優が少なくなった昨今では、考えられぬキャスティングだ。

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平原綾香の歌声が、スーッと東山の森に沁み込んでゆくのも
素晴らしかったけど、マルコ・ベルティのテノールも最高。
マッテウッツィに似た甘美なテノール・・・
愁いを帯びた艶やかな声が、実に魅力的である。

あと、東京藝術大学出身者で結成された「あいおい」の
“犬夜叉”も、 古刹の雰囲気にピタリとハマった名演奏であった。


私が一番感動したのは、中国障害者芸術団の「千手観音」。
とにかく、美しく、迫力があり、神々しい。
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21人の男女が舞踏しており、最年少は14歳。
彼らは全員、耳と口が不自由な聾唖の障害者だそうだ。

彼らの舞踏のトレーニングは非常に特殊なものである。
音は聞こえないけど、身体で振動を感じる事が出来るので、
スピーカーの上に身体を置き、曲のリズムやテンポを体感させる。
そして、舞踏の専門家が手話の技術を習得して指導し、
手話の先生に舞踏の知識を学んでもらって指導してるという手の込みよう。

健常者の何十倍もの訓練を重ねる事により、
「千手観音」という演目が完成するそうだ。
是非一度、生で観てみたいと思った。

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