« 重森三玲の邸宅を訪ねる① | トップページ | 京都映画祭!! »

若冲 「The Price Collection」

img20061019.jpg

行って来ました、プライスコレクション~若冲と江戸絵画展。

私は若冲に関しては完全にニワカなんで、
視神経に襲い掛かってくるような豪華な色彩&
一作ごとに趣の違う強烈な作風を観てると疲れてしまった(^^;
真剣に観るなら、若冲の絵は一日3作品くらいが適当かと…。

ミーハーな私は、やっぱり「鳥獣花木図屏風」に感動。
実はこの作品、真贋の議論が活発である。
●プライス「若冲の作品ではないと言われるけど、若冲だと思う」
●辻惟雄「若冲の工房による“若冲デザイン”の傑作だ」
●佐藤康宏「絶対に若冲の作品ではない」
真意の程は定かではないが、こういう事を思い出しつつ、
じっくり観るのが面白かった。
それと、この作品は宇多田ヒカルのプロモに使用されたという事で、
日本画に興味の無い若い層を取り込めたのは良かったけど…
一過性に終わらないよう、マスコミは慎重に採り上げてほしい。


個人的に、若冲の作品で一番気に入ったのは「伏見人形図」。
凄く可愛いし、江戸中期の平和な時代の空気感が、
絵から伝わってくるようだった。
インパクトは無いけど、いつの時代に観ても違和感の無い、
普遍的なデザイン。

あと、書き出すとキリが無いので、もう一作品。
河鍋暁斎の「妓楼酒宴図」。
幕末の新吉原の光景を賑やかに描いた傑作。
元・読売ジャイアンツの岡崎郁を髣髴とさせる男の顔がイイ!
のっぺりした細い眼と、女好きのくせして衆道を感じさせるような
「曖昧な厭らしさ」が、当時の遊治郎の雰囲気を如実に表しているようで、
観ていて飽きる事が無かった。

|

« 重森三玲の邸宅を訪ねる① | トップページ | 京都映画祭!! »

MUSE」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1328421/33177100

この記事へのトラックバック一覧です: 若冲 「The Price Collection」:

« 重森三玲の邸宅を訪ねる① | トップページ | 京都映画祭!! »