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2006年版・犬神家の一族

12月16日から公開される「犬神家の一族」。



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監督は、永遠のモダニスト・市川崑(91歳!)。

76年に市川監督が撮ったセルフリメイクで、

主演(石坂浩二)も、カット割りも、脚本も、全て同じ。

何故、今更この名作をリメイクするのか定かではないし、

あまり合点が行かないのだが、どうやら、ラストシーンに

市川崑のメッセージ(決して私的なものではなく)が籠められているらしい。

ラストのメッセージを活かすための完全リメイク。

特に、76年版を知っているファンは、見逃してはならない。



当初、松嶋菜々子に絶世の美女・珠代の役は似合わないと思っていたのだが、

トレーラーを観ると、なかなか良い感じだった。

奥菜恵も熱演してるし、深田恭子(坂口良子が演じた役)も可愛い。



コチラは、TVのトレーラー。

尾上菊之助・・・まるで、あおい輝彦の生き写し!(・・・に見えるのは、俺だけ?)





劇場に行く前に、もう一度、76年版を観てみたいと思う。

今の邦画には絶対に無い「怨念・因習・憎悪・愛憎」が、

画面から芬々と匂い立ってくるような大傑作。

映像も素晴らしいし、何より役者の演技が強烈。

「愛のバラード」を聴くと、背筋が凍る。



-----------追記------------

can we beat them?の=OyO=さんから頂いた情報によると・・・



TVニュースによると、予告編に使用されている

"湖畔に浮ぶ二本の脚"のシーンは、76年版を流用したらしい。

ヒッチコックが英国時代に制作した作品をハリウッドで

新たに撮り直したという様なセルフ・リメイクはあるけれども、

ここまで徹底したものはないそうである。

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