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市民ケーン (世界一の映画?)

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オーソン・ウェルズを見ていると、ティム・ロビンスを思い出してしまった。


世界一の映画と呼ばれているので、昔からずっと気になっていたのだが、
さすがに古さは否めない・・・
でも、見応えのある映画だったのは確かだ。

アメリカ人にとっては「格別な思い入れ」のある映画なんだろう。
それだけは、十分に理解出来た。



以下、ミーハーな検証を(笑)。

物語はさておき、オーソン・ウェルズが用いた画期的な技法が、

この作品の凄いところだと言われている。

特に有名なのは、パンフォーカス撮影を駆使した三次元的な画面構成。



パンフォーカスとは、画面の手前から奥まで、全てピントの合った映像の事。







まず、冒頭部分に出てくるシーン。

部屋の中で、両親とサッチャーが話し合ってる間、

戸外で遊ぶケーンが一つの画面に捉えられている。

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こちらは、パーティーのシーン。

一方の端から奥の方を撮った画面構成が見所である。

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選挙演説のシーンも秀逸だ。

img20070410_2.jpg




「市民ケーン」以前・・・1930年代の映画はシャープな映像を

得ることを追求するあまり、ピントの合う範囲が狭かったそうだ。

役者をフェンシングのピットにいる選手のように平面的に動かすか、

役者が動く度にカメラの位置を変えて撮影するしかなかった。

しかし、パンフォーカスによって、映像表現が飛躍的に広まったのだ。





私が一番心を動かされたのは、このシーン。

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ケーンとスーザン(2番目の妻)の内に広がる心の距離・空虚感を、見事に表している。





以上の殆どは、DVDから得た付け焼刃の知識である。







まだまだ私は、この映画の凄さが分からない。

もう一度観たとき、また違った感想が得られるに違いない。

それほどの魅力が、この作品にはあると思う。











映画史に残るラスト・・・

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