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2009年1月

クローズZERO  小栗旬に惚れた日

「クローズZERO」



月に1~2回、「中2病」が発生するので(笑)、その処方箋にピッタリな音楽や映画に触れないとヤバイ。

先日、重度の中2病が出てきたので、この作品を観たのだ。

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原作を読んでなかったせいか、違和感なく一気に観れた。

澱みないアクション演出と、スタイリッシュな若手俳優たちのギラついた演技にブラボー!! 

これで、俺の中2病発作は沈静化(笑)。

ありがとう、三池崇史。



ただ、一連の流れを滞留させた「黒木メイサ」の存在は×だったかな。

もっと上手く使えたはずなんだが・・・ たぶん、大人の事情があったのだろう。

それと、この尺の中では、遠藤要(期待大!)の良さを活かしきれてなかった。



それにしても、小栗旬のカッコよさにシビレまくった。

中村獅童と共演した快作「隣人13号」では、まだまだ青いガキだったのに・・・

素晴らしい体躯(184cm)がしなやかに舞い、最高にイキっても空回りしない。

この作品で甘い印象を消した山田孝之は、まるで、狩りをするヤングジャガーのようだったし、

渡辺大(父・渡辺謙)、橋爪遼(父・橋爪功)、小柳友(父・ブラザートム)など、2世たちも健闘。



「パッチギ!」で鍛えられた高岡蒼甫、桐谷健太、波岡一喜など

叩き上げ俳優たちの存在感と、空気を読んだ機敏な動きは「さすが」だったし、

泥臭~い熱演で場を盛り上げた「やべきょうすけ」も良い!

大森嘉之が消えてしまった今、これだけ体臭を感じさせる個性は貴重だ。



そして・・・怪物・リンダマンを演じた深水元基の今後に要注目!!





こんなに燃えたのは、「青い春」(豊田利晃・松田龍平)以来かな。





「クローズZERO」トレーラー

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奇才肌。

ちょっと戯言を・・・



日本のフランス料理のレベルは、フランスの次に高いのではないだろうか。

中には、フランスを凌駕する店(料理人)もある。

勿論、それは東京に集中しているが、関西にも、素晴らしい店が幾つかある。



ハッキリ言って、東京に良店があるのは当然だ。

(人口・経済状況・首都という事を鑑みて)

土地柄や文化、圧倒的和食圏という点から見ると、

関西に良店があるのは、東京に良店があるより何倍も凄い事だ。

だから、私は、関西のフランス料理店を心から応援・支持する。





私が最も尊敬・・・いや、畏敬するこの店のChefは、不世出の天才だと思う。

天才と言うより、「奇才」と言ったほうが似合うかな。

ミナミの小さな店時代、何度か行って(学生時)、その「クセモノ料理」に圧倒された。

その後、私の人生が激変したり、興味の対象が他へ移って、

このChefの料理(店)から離れていたが・・・また体感してみたくなった。

信頼の於ける筋から、新店の高評価が聞えてくる。

(実際に行ってみないと分からないけど)

料理を「人」で語れるのは、日本では、このChefだけではないだろうか?





一見、何て事のない料理なのだが、やっぱり笑えるほど凄い。

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この数年、ワケあって料理王国を見てなかったんだけど、

何かに導かれるように見た今号は、前頭葉に電気が走って(笑)、即購入。

分かる人には分かるだろうが、分からない人には、さっぱり分からないと思う。



Chefのみならず、フランス料理の真の魅力を知る人は、圧倒的に少ないから・・・

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祇園の姉妹

世界的映画監督・溝口健二の代表作として名高い「祇園の姉妹」。  



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やっと観れた。

素晴らしい作品だった!



祇園東(乙部)のダークサイド(言われるほど濃くない)を、躍動感たっぷりに描いた傑作。

全身女優・山田五十鈴の、“根性”の入った演技に圧倒された。

19歳とは思えぬ存在感・・・既に、大物臭ぷんぷん。

軽快な京都弁(花街言葉)が冴えに冴え、台詞回しのリズム感が心地良く耳に響く。



リアリズムを存分に感じさせながらも、後味が悪くないという洗練の極み。

とても72年前の作品とは思えない。

それにしても、日本映画黄金期の作品は凄すぎる。

叶う事なら「完全版」を観てみたい。







年を取る(重ねる)というのは、面白い。

この作品を、ここまで面白く観れるようになったのだから・・・。

昔の日本映画の傑作群を、地上波で放映出来ないものだろうか。

失われた日本の美意識を、もっと沢山の人が知るべきだ。

(放送禁止用語がネックか・・・)

単調なバラエティや、薄っぺらいドラマを垂れ流すのは「有害」だと思う。

(もちろん、中には良い番組もあります)





京都・満願寺にある溝口健二の碑。(2008年7月撮影)

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命拾いした日~ 1995・1・17・AM5:46

今日17日は、阪神淡路大震災のあった日。

あれから14年・・・早いものです。



※詳しい事は、昨年の日記で。

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超久々の十日えびす  天国→地獄

先日、戎神社の総本社・西宮神社の「十日えびす」に行きました。

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久々の「十日えびす」・・・近くに住んでるのに、10年ぶりの訪問w

同行して下さったのは、世話になってる姉さん(&その娘さん)。

ここら辺で商売してはった方なので、界隈の色々な話(濃密!)を聞けました。



「えべっさん」といえば、「福男」で有名ですね。(写真:NIKKEI NETから拝借)

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露店の規模は、全国でもトップクラスじゃないでしょうか。

お化け屋敷もあったり・・・

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っていうか、見世物小屋って絶滅しましたよね?

私が幼少の頃、地方のお祭に行くと、おどろおどろしい雰囲気の見世物小屋がありました。

身障者が、「せむし男」や「ヘビ女」に扮し、青白い照明の下で、

三味線や琵琶の音をバックに芸をするというもの・・・

記憶がおぼろげですが、実に不気味でした。

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名作は、やっぱり名作だ!!

数年ぶりに観た「グッドフェローズ」

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いや~ やっぱり、正真正銘の傑作だ。



歳を重ねるごとに目が肥えてくるから、どんな作品にも「粗」が見えてしまうんだけど、

この作品は、どう厳しく観ても「粗」が見えなかった。



そういえば、同時期に上映された「ゴッド・ファーザーⅢ」より話題になったんだよね。



主役のレイ・リオッタも良かったけど、ジョー・ペシ(右端)には適わない!

158センチのミニラ体型からは、想像出来ないほどのパワフルさ。

腹話術のような(笑)発声と、突発的狂気が、死ぬほど恐ろしい・・・

「血に飢えた狼」という感じが、ビンビン伝わってくる。

ジョー・ペシなくして、この作品は成り立たない。

世界的名優、ロバート・デ・ニーロのキャラが、薄く見えるほど。

(いや、それでもデ・ニーロは最高の演技を魅せてましたよ)



賛否両論あるけど(?)、ストーリーに沿って流れる50~70年代の

大ヒットロックナンバーが、めちゃめちゃカッコいい。

映像と音楽のマリアージュ、私は最高にキマってると思う。



この頃のマーティン・スコセッシ(監督)は、まだまだ才気溢れてた。

アカデミー賞4部門受賞の超大作「ディパーテッド」なんて、

「グッドフェローズ」や「レイジング・ブル」に比べたら、ショボく感じる。

やはり、一部の例外を除いて、才能というのは枯渇するんだろうね。

芸術家には、「旬」がある・・・それを、改めて実感した。





※いま、GyaOで放映してるので、気になる方は御覧下さい!

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めで鯛---’2009

コチラの名店の「鯛かぶら」。

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一昨年・昨年と、鯛にハマりました。

愛媛の漁師に天然鯛を送ってもらったり、自分でも釣ったり・・・

養殖モノは一切口に入れなかったし、仕事では、明石産の一級品を使いました。



私はフランス料理が専門なので、鯛をグリエし(又は、丸ごとロティ)、

芳醇なブールブランソースをかけて食べるのが最高!と言いたいところですが・・・

本当に上質な天然鯛だったら、刺身か、鯛めしにして食べる方が好きです。

鼻腔をすうっと抜ける高貴な香りが素晴らしく、柔らかな甘さが、舌全体を優しく覆います。



正月は、「鯛」に限りますね。

もちろん、縁起を担ぐという事もあるのですが・・・

正月の静謐な空気感の中で頂く鯛は、至極上等な味わいがします。



味だけでなく、神道、文化という観点から見ても、日本人にとって特別な魚。

今年も、沢山の鯛(上質な)と出会いたいと思います。

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元旦は京都~「おけいはん」で初詣・PART2

⑧伏見を散策。

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やっぱり、伏見には独特の空気が流れてますね。

「京都市」ですが、「京都」ではありません。

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元旦は京都~「おけいはん」で初詣・PART1

明けましておめでとう御座います。



元旦・・・奇跡的に時間が取れたので上洛。

四条南座前で、東京から来た友人と待ち合わせし、京阪沿線の観光地巡り&初詣。(順不動)



①裏世界遺産・橋本遊廓址。(八幡市)

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廓友たちと来て以来、3年ぶり。

かつて、新選組隊士や、数々の文人墨客が遊んだ場所です。

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興味のある方は、一刻も早く行って下さい。

かなりのスピードで妓楼建築が消えていってます。

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