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【芸術的】病院坂の首縊りの家【悲哀】その1

「病院坂の首縊りの家」

この作品も再見。

何年か前に観た時と、ずいぶん印象が違っていた。

観るごとに深みが増すという事は、正真正銘の傑作という事だ。

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いつも思うが、どのシーンを切り取っても「絵」になる。

廃墟の洋室なんか、デンマークが生んだ大画家、V・ハンマースホイの世界を想起させる。

監督の市川崑が映像の魔術師という事もあるけど、

有能な美術監督や照明技師の手腕に拠るところも大きい。



とにかく、この作品最大の注目は、桜田淳子。

危ないくらい美しい。

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冒頭・・・写真館に現れたシーンで、ゾクッときた。

当時20歳ですよ!20歳!

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一人二役を見事に演じ、荒ぶる「狂気」と、しとやかな「清純」を体現。

当時は人気アイドルだったそうだが…とても信じられない。

(妙な宗教にハマってしまったのが、つくづく悔やまれる)







特に印象に残ったのは、このシーン。

麻薬を打たれ、意識が朦朧となった夢現の表情・・・

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妖しい映像と、おどろおどろしい物語の絶妙なMIX・・・溜息と戦慄。

しかし、どういう演出をしたのだろう? マジで危ない演技だ。





この年になっても、やっぱり「風鈴+生首」のシーンは怖い。

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大女優・佐久間良子が「衝撃の事実」に気づくシーンも凄まじい。
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ちょっとした「眼の動き」が、観る者の心中を、烈しく掻き舞わす。
このシーンは、何度観ても飽きないし、何度観ても鳥肌が立つ。


名女優・白石加代子さんも、相変わらず強烈な演技を魅せておられます。
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こちらは、草刈正雄。
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若い頃は美しいですね・・・。


大滝秀治さんのコミカルな演技は、一服の清涼剤。
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「芸達者」という言葉がピッタリ。

今はオバサンになっちゃったけど、萩尾みどりも綺麗すぎる。
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勿論、熟れに熟れた佐久間さんも・・・息を呑むほどの色気。
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その2へ続きます。

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