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2009年6月

大阪・神戸【粉もんツアー】その3

大阪在住時、家の周辺が世界屈指のディープな地域(飛田新地・新世界・花園・萩之茶屋)だったので、毎日が刺激的だった。

その時、一番印象に残ってるのは、「西●暴動」である。

友達とニュースを観て燃えた私は、早速、この暴動に駆けつけた。(興味本位で見に行っただけですが…)

街は黒く焼け焦げ、機動隊が数百人出動した物々しい雰囲気は、まるでアジアのスラム街のようだった。





その西成から少し行ったところにある「新世界」。

真ん中に見えるのは、デカダンス・タワー「通天閣」。(現在のものは3代目)

四国・宇和島藩出身の土居通夫(第7代・大阪商工会議所会頭)が建てた、大阪の“しんぼる”である。

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ここも、かなり物騒な地域だったのだが・・・

この数年で、笑えるほど平和になってしまい、家族連れやカップルの観光地と化した。



ご存知のように、新世界は、串カツのメッカとして有名である。(またまた苑子タン登場w)

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ガイドブックに載ってるのは高飛車な店ばかりなので、地元のオジサンたち御用達の「やまと屋」へ。

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串カツが旨いので、テンションUPしてしまう。



ソウルフード・ホルモン焼きもオーダー。 

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昼酒をかっくらいながら、ピースフルな時間を過ごす。(一人酒のオッチャンたちがカッコいい)

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観光地化が顕著になって以来、どこもかしこもビリケンさん。

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浅草と同じく、大衆演劇もある。

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ドープ&エロス&ベルエポックな映画館も健在。

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ここは、学校をサボって良く来てた映画館。 今、鬼才・深作欣二の最高傑作「資金源強奪」をやってる!!

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仁義なき戦いシリーズ、日本の首領、網走番外地など、仁侠映画の名作・快作を、ここで学んだ。

子供の頃から古い映画が好きだったので、周りの友人と話しが合わなかった(苦笑





ちなみに、ここから10分ほど歩くと、日本で一番危険な地域・あいりん地区がある。

そのすぐ傍は、世界で大阪だけに残る遊廓の一つ「飛田新地」。(京都は五條楽園のみ)

今回も、友人を引き連れて探索。(写真は過去日記でどうぞ。ここと、ここ

※危険な地域なので、行かれる方は、土地勘のある男性と行って下さい。



飛田本通り商店街(強烈にディープ)にある「スーパー玉出」は暴力的安さや!

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大阪・神戸【粉もんツアー】その2

その1からの続きです。



天神橋筋商店街(日本一長い商店街)で、たこ焼きだけを食べまくるツアーにしようと思ってたんだけど・・・ 

やっぱり東京からのお客さんということだから、ベタな所を回ってナンボでしょう。



粉もんの第2弾は「うどん」。

といっても、所謂「大阪らしい出汁が( ゚Д゚)ウマー!!!」なうどんではなく、讃岐系のうどん。

これは、名店「釜たけ」の、ちく天おろしぶっかけ。

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撮る前に掻き混ぜてしまったので、あまり見栄えが良くないけど・・・美味しい!

本場よりもコシは弱いが、そこは大阪スタイルにアレンジしているということで、高感度高し。





この後、たこ焼きを食べようと思ってウロウロしてたんだけど、

あまり腹に詰めすぎると後に差し支えるので、周辺をハイク。



“お笑いの総本山”なんばグランド花月。

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え~っと、中田カウス師匠(ヤ●ザ)の満面の笑みが怖いっす(笑

近くにあった「2丁目劇場」に良く来てたので、私にとって、この界隈は特別な場所。





お次は、法善寺横町。

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大きな火事以来、久々に来た。





この燈籠は、スーパースター・市川雷蔵と、養父の寿海が奉納したもの。

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二人が奉納した燈籠は、京都の八坂神社にもあります。



法善寺のモリゾーこと、水掛不動。

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しっかし、道頓堀は、どんどん綺麗になっていくなぁ・・・

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小腹が空いたので、第3弾は「キャベツ焼き」。チープで旨い!

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他所の方々は、大阪というと「新世界」や「ミナミ」などのベタな地域をイメージするでしょうが、綺麗な街並みも多いんですよ。

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御堂筋沿いにある名門「大丸百貨店」(設計/W・Mヴォーリズ)や、「そごう心斎橋」(新館になる前は、村野藤吾の設計だった))界隈は、一般的な大阪のイメージとは掛け離れています。

写真は、8月一杯でクローズする「そごう心斎橋」の照明。

デザインしたのは、あの堀木エリ子さん。

取り壊される前に、観ておきましょう!!

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大阪・神戸【粉もんツアー】その1

「めざましどようび」の“めざカルチャ”が大好きだ。

このコーナーに出ている山縣苑子のレポートがお気に入りで、毎週観ている。

僅かな時間だが、旅の醍醐味を存分に味わえる秀逸なコーナーだと思う。



先週の「めざカルチャ」は、“たこ焼きのルーツを探す旅”だった。

山縣苑子のブログにも載ってます)

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前々から東京の友人と「粉もんツアー」を慣行したいと思ってたので、この番組を観て火がついた。



一週間後、その友人とJR大阪で落ち合い、名店・会津屋(本店)へ。

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ソースもマヨネーズもかかってない小振りなたこ焼き。

淡いながらもコクのある下味がついていて、サクサクッと食べられる。

(恥ずかしながら、会津屋は初体験だった)



もちろん、山縣さんも来てます(笑)。

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この子は、食べるときの表情が良い!

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朝っぱらから、たこ焼き&冷たいビールで、めっさ贅沢なひととき。

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小さな店内・大阪の下町・たこ焼き・ビール・・・

大袈裟でも何でもなく、一級のレストランで食事するより“愉しい”かも。

しかも、「玉出」という土地柄が、最高の調味料となっている。



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このお店、「美味しんぼ」に出てたんですね。

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つーか、「ラヂオ焼き」のオーダーが通っておらず、初っ端から暗雲が・・・

と、思ったら、お詫びに無料でたこ焼きをくれた。(玉出の駅で食べましたw)

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その2へ続きます。

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初夏の京都日記Vo.4【イノダの底力】

京都には素敵なカフェ(喫茶)が沢山あるので、どこに行こうか、いつも迷う。

同行者(東京人)が言っていたが、「東京には良いカフェが少ない」と・・・。

おそらく、京都は、“日本で一番良質なカフェが集まる都市”ではないかと思う。

「素夢子古茶家」、「好日居」、「ことばのはおと」等も勢いあるし…。

私が京都に住んでいた時、いつも行っていたのは「efish」、「Ace cafe」、「山丘園」。

特に、「efish」と「山丘園」は、今でも良くリピートする。





でも、老舗の「イノダコーヒ」も外せない。

今回、数年ぶりに訪れて、その底力に改めて魅せられた。

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勿論、コーヒーも美味しいが、ここの「イタリアン」(※ナポリタンのこと)をナメてはいけない。

リストランテのパスタ料理に飽きた人には、もってこいのパスタだ。

“もったり”とした極太麺、まろやかなソース、程好くカットされた具・・・

それらが三位一体となって、実に美味しい。

この古臭さ・・・というか、懐かしさが、逆に新鮮なのだ。

(丁寧に作られたサンドイッチやスバゲティは、立派な食事代わりになる)





爽やかな空気の中、テラスで過ごす気持ちよさといったら!

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今まで一番気持ち良かったテラスは、南仏の「ウストー・ド・ボーマニエール」のテラスだったが、

イノダ(本店)も負けてません。←マジです。っていうか、質が違うか(笑

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初夏の京都日記Vo.5【久々に素晴らしい庭を観た】

叡山電鉄で、洛北の蓮華寺へ。

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書院に足を踏み入れた瞬間、ドキッとする。

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これまで何回も素通りしてたことを後悔・・・

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何て美しい庭なんだろう。

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もっと早く来るべきだった!

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蓮華寺は、もとは七条塩小路(現在の京都駅付近)にあったそうだが、応仁の乱で荒廃。

その後、上高野の地で再興された。



造営に協力したのは、詩仙堂で有名な石川丈山(詩人・書家)、朱子学者の木下順庵、

狩野派画家のスーパースター・狩野探幽、黄檗宗の開祖・隠元禅師など、超大物ばかり。

まさに、“美の極み”である。

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新緑の美しさもさることながら、上高野西明寺山から吹き降ろしてくる風が気持ち良い。

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黄檗宗の様式を持つ建築と、江戸初期の典型的な池泉鑑賞式庭園が見応え充分。

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天国のような気持ちよさに、昇天寸前。

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絶対にオススメの庭。

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初夏の京都日記Vo.3【最高の和菓子】

美味しい天然物の魚介を頂いたあと、この茶寮へ。

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交通の便が良くないので、洛中からだと遠く感じるが・・・



素晴らしい空間に身を置いた瞬間、五感がビンビンに立つ。

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まず、冷たいお茶がサーブされる。 

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昨夏放映してたTV番組で、尊敬する料理人・ピエール・ガ二エールが訪れた茶寮。

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だから、凄く気になってたのだ。





私が選んだのは、「雨の後」と、冷た~い抹茶。

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たおやかな甘みで、味蕾がウズウズするほど美味しい。

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こちらは、同行者の「わらび餅」。これまで食べてたものとは一線を画す美味。

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ふるふるした特有の口当たりと、程好い甘みが白眉。





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めちゃめちゃ居心地が良いので、何時間でもゆったり出来そう。

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初夏の京都日記Vo.2【建仁寺塔頭・両足院】

祇園のド真ん中にある建仁寺の塔頭「両足院」

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今は特別公開中なので、予約なしで入れます。





江戸中期作庭の池泉廻遊式庭園。

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織田有楽斎ゆかりの「如庵」(国宝)の写しと伝えられる茶室「水月亭」もあったが、今回は時間が無かったのでパス。

「半夏生」も、じっくり愛でたかったなぁ・・・。

※枯山水庭園「方丈前庭」「方丈東庭」も、見応え充分です。(あまり特徴はないけど)

両足院所蔵である長谷川等伯の「松に童子図」や、伊藤若冲の「雪中群鶏図」など、両天才の作品は、

春(または秋)の特別公開で観れるかもしれません。



池泉廻遊(鑑賞)式庭園や枯山水も好きだけど、最近は壷庭に惹かれる。

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贅沢な空間で、しばしほっこり。

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両足院の“両足”とは、仏の10の尊称の一つである“両足尊”からとられているそうです。

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-------おまけ-------

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初夏の京都日記Vo.1【朝の白川散歩】

気持ちの良い朝・・・祇園白川を散歩。

梅雨の晴れ間ということで、とても過ごしやすい陽気だった。

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紫陽花が美しい。





フォトジェニックな白鷺。

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さて、この後は、特別公開中の寺院へ・・・・・・

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祇園・白川「放生会」2009

何だかんだ言いつつ、行ってきました。

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仕事柄、食材に関しては一家言持ってるので、日頃の考え方を再点検する意味でも重要な日でした。



↓と言いつつ、やっぱり綺麗な舞妓ちゃんが目当てでもあり・・・(笑

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迷ってます・・・・・・

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明日の祇園白川「放生会」、行きたい・・・けど、迷ってます。
マナーの悪いアマチュアカメラマンが多いから(苦笑)
特に、オジサンたち。
何とかならないものですかね。
舞妓ちゃんたちも嫌がってるのにw

※写真は、祇園甲部の「豆ちほ」さん。



最近、ハマってます!!

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薄化粧

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「鬼龍院花子の生涯」、「吉原炎上」で知られる鬼才・五社英雄監督の「薄化粧」。


日本映画界を代表する名優の一人・緒形拳。 この頃のギラギラ加減は強烈。
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まだ20代なのに、色香溢れる浅野温子。
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昔の日本映画を観てると、一級の女優が惜しみなく裸体を晒している。
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エロティシズムが映画に与える影響・・・ 現代では意味がなくなったのだろうか?
ヌード=アートなので、本気度の高い女優はドンドン脱ぐべきだと思う。
特に、ヌードというのは、賞味期限のあるナマモノだから。
(綺麗な女優に限らず、どんな裸でも、美は美だ)
私が映画監督だったら、渡辺直美とか、柳原可奈子を脱がしてみたいな。
痩せてるだけが美ではないということを知らしめたい。


名匠・今村昌平の傑作「復讐するは我にあり」の拳さんもギラついてたが、この作品の拳さんも良い。
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何を演じても、スッポリと作品の個性にハマる名優。
もっと長生きして、沢山の映画に出てほしかった。


-------以下、京都のロケ地


東本願寺。
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腹巻きをビシッと巻いて様になる役者は、拳さんが最後かな。
大人の男の哀愁がビンビン伝わってくる素晴らしい画。


千本日活。
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鴨川。 (四条大橋附近?)
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南禅寺・琵琶湖疏水の水路閣。
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立ってるのは、史上最強の名脇役・拓ボンこと、川谷拓三



これまで、私のブログに何度も何度も出てきた裏世界遺産・橋本遊廓址。(気になる方は、過去日記参照
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五社監督のマスターピース「鬼龍院花子の生涯」にも出てきました。

1985年当時の橋本遊廓址は、今より数段艶っぽい雰囲気だっただろうなぁ・・・
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