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Carlito's Way カリートの道

当たり前の事かもしれないが、良い映画というのは、絶対に色褪せない。
そして、観るたびに、新しい感動が味わえる。
(永遠の名作だと思っていた「レイジングブル」だけは色褪せてしまった…)

「カリートの道」は、名優アル・パチーノと、鬼才ブライアン・デ・パルマがタッグを組んだギャング・メロドラマ。
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「メロドラマ」と書いたが、昼に流れてるような“辛気臭いメロドラマ”ではない。
「Melodrama」(扇情的で情緒的風合いの強い、悲劇的なドラマ)のことである。

この作品は、まさに、「クラシック」と呼びたい王道の作風。
並みの監督が撮れば確実に駄作となるであろう脚本だが、さすが、デ・パルマ。
骨太で、切なくて、Bombな悲劇を我々に魅せつけてくれる。
画作りの隙の無さ、手堅い演出、音楽の使い方、流麗なカメラワーク、俳優たちの鬼気迫る演技・・・
数年ぶりに観たが、最後まで飽きる事なく陶酔出来た。

グランドセントラル駅でのスタイリッシュな銃撃戦(デ・パルマ節が炸裂!)から、
カリート・ブリガンテを襲うベニー・ブランコ(若きギャングスター)のシーンまで、瞬きするのさえ惜しい。
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ジョー・コッカーの美しい名曲「You Are So Beautiful」が流れるまでの
一連のラストシーンは、何十回観ても胸がギュッと締めつけられる。


これは、紛れもなく「大人の映画」だ。
初めて観たのは学生時代で、それなりに楽しめたが、年を重ねる毎に、この作品の魅力に騰越してしまう。

今や、ハリウッドを代表する俳優に“なってしまった”ショーン・ペンの怪演(この変身っぷり!)や・・・
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プエルトリコ系の若きギャングを演じたジョン・レグイザモが、むちゃくちゃカッコいい。(要必見)
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アル・パチーノの恋人役、ペネロープ・アン・ミラーの50年代風クールビューティーも白眉!

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