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2010年2月

Carlito's Way カリートの道

当たり前の事かもしれないが、良い映画というのは、絶対に色褪せない。
そして、観るたびに、新しい感動が味わえる。
(永遠の名作だと思っていた「レイジングブル」だけは色褪せてしまった…)

「カリートの道」は、名優アル・パチーノと、鬼才ブライアン・デ・パルマがタッグを組んだギャング・メロドラマ。
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「メロドラマ」と書いたが、昼に流れてるような“辛気臭いメロドラマ”ではない。
「Melodrama」(扇情的で情緒的風合いの強い、悲劇的なドラマ)のことである。

この作品は、まさに、「クラシック」と呼びたい王道の作風。
並みの監督が撮れば確実に駄作となるであろう脚本だが、さすが、デ・パルマ。
骨太で、切なくて、Bombな悲劇を我々に魅せつけてくれる。
画作りの隙の無さ、手堅い演出、音楽の使い方、流麗なカメラワーク、俳優たちの鬼気迫る演技・・・
数年ぶりに観たが、最後まで飽きる事なく陶酔出来た。

グランドセントラル駅でのスタイリッシュな銃撃戦(デ・パルマ節が炸裂!)から、
カリート・ブリガンテを襲うベニー・ブランコ(若きギャングスター)のシーンまで、瞬きするのさえ惜しい。
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ジョー・コッカーの美しい名曲「You Are So Beautiful」が流れるまでの
一連のラストシーンは、何十回観ても胸がギュッと締めつけられる。


これは、紛れもなく「大人の映画」だ。
初めて観たのは学生時代で、それなりに楽しめたが、年を重ねる毎に、この作品の魅力に騰越してしまう。

今や、ハリウッドを代表する俳優に“なってしまった”ショーン・ペンの怪演(この変身っぷり!)や・・・
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プエルトリコ系の若きギャングを演じたジョン・レグイザモが、むちゃくちゃカッコいい。(要必見)
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アル・パチーノの恋人役、ペネロープ・アン・ミラーの50年代風クールビューティーも白眉!

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浅田真央~バンクーバー五輪 『ニワカの雑感』

女子フィギュアほとんど観てないニワカが書いて申し訳ないんだけど・・・
浅田はカッコよかった。
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FSはキムを抜きたかったんだろうね・・・総合点では勝てなくても。

しかし、今大会で「史上初」を3つやったのは凄いんじゃないか。
キムの点数は今後抜かれる可能性があるけど、浅田の記録は消えることはない。
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一番難しいのって、トリプルアクセルでしょ?
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女子で世界初のトリプルを3つも入れたんだから、途轍もなく凄いこと。
ただ、トリプルの基点が何故か下げられてしまって、あまり点数にならないのは・・・???
技の難度は、明らかに浅田のほうが上だったように思う。

しかし、最初のインタビュー時の涙にはグッときた・・・
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安藤も良く頑張った。
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ロシェットは、地元の恩恵を授かったなぁ。
安藤の演技のほうが絶対評価高いと思ったんだけど・・・。


長洲という子、初めて知ったんだけど、末恐ろしい選手になるだろうね・・・
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やっぱ、採点競技は競技として成立しないのだから、五輪から除外したほうが良いと思う。
ジャンプは機械で判断させ、加点は一切なしにし、満点を基準に減点していく方式にしないと!

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バンクーバー五輪(女子カーリング)VSロシア

日本代表、奇跡的な大逆転勝利! まさに薄氷を踏むような、ドキがムネムネの熱戦だった。
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というか・・・ロシア代表のアンナ・シドロワが綺麗すぎて・・・heart01
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1991年・2月6日生まれの19歳。身長170cm。
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なんなんすか・・・この愁いを帯びた表情。 とても19歳には見えません。
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TVの前の男性諸君は、めっさ惹かれた事でしょうね。
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The Birthday

抱えてる仕事が半分片付いたので、ちょっと遠出・・・

夜、愛してやまない人たち(笑)が、バースデーパーティーを開いてくれた。
ネコちん(俺たちのアイドル)も、お出迎え。
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パーティーの食事は、鍋。
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中身を写してないけど、柱侯醤、蒜蓉辣椒醤、蝦醤など数種の醤、犬鳴ポーク、ホルモン、海老、野菜、
大豆料理を使った特製の鍋。
元・腕利きの料理人が作るだけあって、味つけは一級。
色んな酒を飲みながら、トークが白熱。  
友人の親戚が作った無農薬栽培の米や餅も、最高に旨かった~!


ケーキまで用意してくれて・・・ 急に行く事になったのに、本当に申し訳ない(^^;
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この後、ゲームやったり、映画観たり・・・危ないくらい盛り上がった。
皆、ホンマに有難う!

次の日は、I山温泉の某旅館で湯浴み。 露天も良かったけど、内風呂の方が好みだった。
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疲れが溜まりまくってたので、むちゃくちゃ気持ちよかった・・・  昇天。

I温泉に行った後、いつも食べるウドン。
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チェーン店だけど、そこそこイケるんです。

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「インプリント~ ぼっけえ、きょうてえ」(Imprint)

やっと観れた~ 「インプリント~ ぼっけえ、きょうてえ」(監督:三池崇史)
岩井志麻子の原作は数年前に読んだけど、映画版は初めて。
(原作は、岡山弁が効果的で、ドロドロとした淫靡さが素晴らしい)

原作と乖離した部分には、敢えてツッコミを入れない。
なぜなら、三池崇史が好きで堪らないから(笑)。
「荒ぶる魂たち」一本だけで、この監督を人間国宝にしたいくらいだ。


冒頭のダークな映像・・・ここで、グイッと引き込まれる。 
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撮影監督は、ハリウッドの巨匠たちに重宝されてる栗田豊通。 この贅沢な映像美!


早速、このような女郎が・・・  期待出来る!
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江戸でいう所の岡場所(ちょんの間、ちょっきり)クラスの色里だから、ゲテモノっぽい女郎もいないとね。


格子から手を伸ばして客引きをする長屋女郎たち。
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そう、そう、こんな映像待ってたんだよ!


吉原や大坂新町など、超一流の御免色里だったら到底考えられない情景だが、岡場所だったら十分アリだ。
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もう、この時点でかなり満足(笑)。
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色里の雰囲気(特に夜見世のシーン)を上手く表した映画が無かったので、めちゃめちゃ興奮できた。


さて、この作品の主役が登場・・・・・・
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以下、グロ画像満載なので、気の小さい方は観ないように。(気分を害しても責任は取れません)

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AVATAR

Avatar
ちょっと前のネタだけど、ジェームズ・キャメロン渾身の力作「アバター」を観た。

CGやVFXあまり好きじゃないので、気が進まなかったが・・・まぁ、付き合いで仕方なく。
と言いつつ、めっさ興奮してしまった(笑)。

あちこちで書かれてるけど、大画面のTVで観るより、劇場に駆けつけるべき!
3Dの映画は、こんなに凄いものだったのか・・・新しいカタチの映画体験をさせてもらった。
確かに映像はリアル。
アバターの世界に、自分が参加してるかのような錯覚に陥る。
冒頭、酔ってしまいそうな感じになったのを除けば、終始3Dの威力にヤラレっぱなし。

やっぱり、CGやVFXを使った映画は好きになれないが(少しだけなら可)、
ディテールの凄さや、キャラ(ナヴィ)の造形美など、非常に見応えがあった。

この映画を観る直前に「もののけ姫」を観たので、「何や、パクリやん」という思いもあったんだけど、
映画が進むうち、そんな事は吹き飛び、ただただ映像の迫力に押されっぱなしだった。
しかし、高所恐怖症の人にとっては、ゾクゾクするシーンの連発(^^;
冷や汗かきまくりでした・・・

リピーターがいるというのも頷ける傑作。
観に行って損はありません。

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JIN-仁- スピンオフ【吉原遊廓ものがたり・夕霧と野風】

FPMの「Todos os Desejos」を聴いてたら、新吉原の情景が浮かんできた。

スペイン語で「欲望の全て」だから、かなり合うと思う。
音楽を聴いて映像を思い浮かべるという事・・・そこから創作意欲が湧いてくる。
ということで、大ヒットドラマ「JIN-仁-」の花魁2人を主役にした映画を妄想してみた。

その前に、「JIN-仁-」に出てきた花魁・野風(中谷美紀)と夕霧(高岡早紀)。
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滑り道中・・・艶やかな野風。
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引手茶屋が跳梁跋扈していた幕末に、このような滑り道中は無かったのではないか?
局や散茶が幅を利かせ、太夫や格子は絶滅寸前だったかも。


末期の梅毒で苦しみ喘ぐ、夕霧の哀しみと美しさに陶酔。
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高岡早紀が、ここまで哀婉を感じさせる女優だったなんて意外だった!
夕霧の名を聞いた時、京・島原と大坂・新町で名を馳せた夕霧太夫が思い浮かんだ。
やっぱ、吉原は高尾太夫だろ。

以下、妄想・・・・・・・
哀婉、眷恋、欲望、沈湎、嫉妬、悵然、佯狂、激情、佚楽の限りを尽くした吉原映画が観てみたい。
題名「野風と夕霧 ― 新吉原ものがたり」
監督・小栗康平(「泥の河」、「死の棘」)
脚本・荒井晴彦
撮影・クリストファー・ドイル
美術・木村威夫、桑島十和子
監修・松井今朝子
主題歌・「Todos os Desejos」FPM
音楽(菅垣)・吉田兄弟


【キャスト】 

★野風(吉高由里子)
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★夕霧(菊地凛子)
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※劇中に、「吉原土手の喧嘩」を加える。
★山内容堂・・・北村一輝
土佐藩の大大名。廃藩置県後は東京にて余生を送る。数々の芸者を愛人にした鯨海酔候。
★土方歳三・・・小栗旬
新選組・鬼の副長。吉原の花魁・黛を、容堂と取り合う。
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★黛花魁・・・仁科仁美   ★亡八(妓楼の主人)・・・小沢仁志

★桐野利秋・・・金児憲史  最後の薩摩隼人。登楼を、花魁たちが待ち焦がれた。
★小稲・・・北川景子  稲本楼の花魁。
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★伊庭八郎・・・綾野剛
小稲に溺愛された隻腕の剣士。徳川幕府の遊撃隊隊長として活躍。
大道場の跡取り息子、れっきとした奥詰というエリート幕臣。
顔も良く、剣の腕も立ち、遊びも心得ていた。
★女衒(若い女性を買い付け、遊廓などで強制的に働かせる人身売買の仲介業者)・・・白竜

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