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小京都・大洲  南伊予の春(その5)

私は「大洲」が大好きで、これまで何度も訪れた。
小京都の中で、最も優美な町だと思う。

その大洲のシンボルといえば、木造で完全復元された大洲城。
今回は天守まで行かず、肱川の河川敷から鑑賞。
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この肱川で、夏は鵜飼い、秋は河川敷で月を愛でながら「いも炊き」を食べるのが風流。 良い鮎も獲れます。


数年ほど前から、日本中で城郭ブームが興っている。
その影響もあって、天守はもとより、櫓や門が復元されているが、大洲城ほど完璧に復元された城は他に無い。
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以下、司馬遼太郎の「街道をゆく~南伊予・西土佐の道」から抜粋。
「大洲の町は、肱川の白っぽい河原に発達した。
まわりが山で、河原にも島のように小山を残し、かつては赤松の濃いみどりが川の瀬々に滴るようであったらしい。
川はこのあたりになって大きな淵をつくり、その美しさは碧潭としか言いようがなく、その松と碧潭のなかに
童話の中のお城のような大洲城の櫓の白壁が映えていた。
私が昭和30年代のおわりごろ、はじめて大洲旧城を通過したとき、水と山が造りあげた景観の美しさに息をわすれる思いがした。
『愛媛面影』に、“比志川(註・肱川)の流れを引て、城郭の遠望、殊にめでたし”とあるが、
私も、日本の旧城下町でこれほど美しい一角を持った土地はないと思ったりした」


この日は悪天だったので(寒かった!)、あまり綺麗に撮れなかったのが残念。
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大洲といえば、黒川紀章が賞賛した「臥龍山荘」も見所。(この写真は数年前の夏に撮ったもの)
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完全な私見だが・・・
近代的景観が全く見えなければ(山荘から見える建物や橋)、桂離宮より素晴らしいと思う。

そして、城下町の風情を色濃く残す「おはなはん通り」。
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人の少ない時間に歩いたので、江戸期にタイムスリップしたような感じだった。
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この通りは、商家と武家屋敷の境界にあり、両者で好対称を見せている。
腰板張りの武家屋敷やなまこ壁の土蔵があり、通りのいたる所に小京都の風情が漂う。
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町家カフェで頂いたコーヒーと和菓子。
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ここから少し行った所にある「内子町」も超オススメです。(この写真は数年前の冬に撮影したもの)
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