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The Hurt Locker 第82回アカデミー賞・作品賞(他、多数受賞)

ハート・ロッカー観てきました。
今更、アカデミー賞受賞作品ねぇ~ って感じだけど(勿論、良い作品もある)、
この作品は、なかなか秀逸だった。

イラクを舞台に、アメリカ軍・爆弾処理班の過酷な日々を描いた作品。(ロケ地はヨルダン)
The_hurt_locker
冒頭の爆弾処理シーンのスリリングな演出は白眉。(映像も凄い)
とても女性監督(キャスリン・ビグロー)が撮ったとは思えない切れ味に驚愕。
「マシュー“マット”・トンプソン二等軍曹、ええ横顔やなぁ~」と思ってたら、ガイ・ピアースだった。
大傑作「メメント」以来、久し振りにガイ・ピアース観たけど、改めて凄い俳優だなぁと…。
出番が少しだけだったのが残念。

【ストーリー】
2004年のイラク・バグダッド郊外。
アメリカ軍・爆弾理班は、仕掛けられた爆弾の解体や爆破の作業を遂行していた。
準備が完了し、兵士たちが退避しようとした時、突如爆弾が爆発。
罠にかかり殉職したトンプソン二等軍曹に代わり、新たな兵士が送り込まれてくる。
その兵士は、トンプソン以上の命知らずであった・・・。
過酷な状況下、兵士たちとテロリストたちの壮絶な死闘が繰り広げられる。


新たな兵士とは、ウィリアム・ジェームズ一等軍曹。(ジェレミー・レナー)
The_hurt_locker_1
初めて観た俳優だが、非常に印象に残った。(撮影当時は37歳くらいだが、もっと若く見えた)
サンボーン三等軍曹(アンソニー・マッキー ←この俳優も良い!)と事あるごとに衝突したり、
胸の内に秘めた様々な葛藤を表現した演技は、実に秀逸だった。
絶滅寸前の「侠気」を感じさせる稀有な俳優だと思う。

戦場というのは、究極の修羅場である。
The_hurt_locker_2
だから、人間の全てが「露わ」になる。
それをドラマにするのは、簡単なようでいて、実に難しい。
修羅場というのは残酷な分、物語としてはシンプルに著せるのだが、「形」として表すのは相当困難だと思う。

唯一の欠点は、ラストの臭さ(ここで純正ハリウッド映画かよ!)に、女性監督としての「甘さ」が見えたこと。
これは、男が女の世界を描く時にも同じことが言えるんじゃないだろうか。
(いや、男とか女とかじゃなく、監督自身のセンスの問題か?)
但し、観て損はない佳作だと思う。

レイフ・ファインズ、デヴィッド・モースという大物俳優も出てるので、要注目。
ちなみに、タイトルはアメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味するそうだ。

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